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安心、安全でおいしいトマトを作るために!〜part③〜

更新日:2020年6月5日










くまさん農園の「うるるんトマト®︎」は何種類もの肥料やミネラルを葉面散布することで美味しく健全に育てられています。普通植物は大地に根ざして土から色々な肥料分やミネラルを吸収しながら育ちます。でも「うるるんトマト®︎」は根域制限された小さな鉢の中で溶液だけで育てられるため、肥料を十分に吸収できなかったり、ミネラル不足になりがちです。そこで肥料分やミネラルなどを水に溶かして直接葉にかけて葉面から吸収させます。


●アミノ酸肥料

植物は光合成で根から吸収した肥料分を葉でアミノ酸に変えてエネルギーとして利用します。天気が悪い時や根が弱った時でもアミノ酸肥料を葉面散布する事で直接吸収させてトマトの身体を健全に維持します。その結果、食味が良くなるだけではなく、病害からも守られます。



●亜リン酸肥料

亜リン酸は普通のリン酸と比べて葉からの吸収が早く、花芽の充実、着花数の増大、発根促進、品質向上(糖度アップ)などの効果が期待できます。又、疫病などの病害からトマトを守ってくれる効果もあり、減農薬につながります。



●ケイ酸肥料

ケイ酸肥料を葉面散布することで細胞壁の内側にケイ化細胞を作りトマトの体を強く育てます。その結果、病害虫からトマトを守るだけはなく、トマトの裂果を防いだり、収穫後のトマトの日持ちも良くなるなど、品質向上にも効果があります。



●ミネラル

鉄、マグネシウム、マンガン、ホウ素、亜鉛、カルシウム、モリブデンなどが入った葉面散布剤を使用します。これらのミネラルはそれぞれに大切な役割があり、トマトを健全に育てるために必要不可欠なものであり、これらをうまく吸収させる事で品質の高い美味しいトマトを作ります。




上記のものは一度に混合できないものもあり、一週間に3回に分けて葉面散布します。その結果、トマトはおいしく健康に育ちますが、しょっちゅう暑いハウスの中でホースを引っ張り回して、腕は腱鞘炎に、体は汗だくで太る暇もありません(笑)。





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